楽天IDを最初に登録したのは2006年でした。楽天カードを発行したのは2015年なので、楽天ID歴は約20年・楽天カード使用歴は約11年です。2006〜2014年は楽天ID保有のみで、楽天市場での買い物でポイントを貯めていました。2015年に楽天カードを発行してからは、生活費を集約してポイント獲得が一気に加速しています。

今回、楽天会員ページから過去のポイント獲得実績を引っ張ってきたので、20年分のリアルな数字を公開します。「楽天カードって本当に得なの?」と気になる方の判断材料になれば幸いです。

本記事の還元率は、楽天カード単体ではなく「楽天経済圏(楽天市場SPU・お買い物マラソン・楽天証券クレカ積立など)込みの実効値」です。楽天市場をほぼ使わない方のカード単体還元は1.0%(プレミアムカード)であり、その点はリクルートカード1.2%等より劣ります。


結論:楽天カード11年のポイント実績と楽天ID20年累計

先に結論として、累計獲得ポイントを書いておきます。

種別累計(2006〜2025年4月時点)
通常ポイント約 1,029,000 ポイント
期間限定ポイント約 1,152,000 ポイント

通常ポイント・期間限定ポイントを合わせて20年で約218万ポイント積み上がっています。これは楽天ID登録の2006年から数えた20年累計で、うち楽天カード発行(2015年)以降は加速して、年12〜15万ポイント水準で推移しています。

ただし期間限定ポイントは失効分も含めた獲得ベースの数字なので、丸ごと「得した金額」として捉えるのは正確ではありません。あくまで獲得実績としての参考値です。

特別なポイ活をしていたわけではなく、楽天市場での買い物と、楽天カード発行後は生活費の支払いを楽天カードに集約してきた結果です。


直近1年の実績(2025年5月〜2026年4月)

20年通算だと「楽天カード未保有期間」や「昔のSPU倍率が高かった時期の数字」も混ざるので、参考までに直近1年(楽天会員ページの「1年以内」集計)の実績も出しておきます。

種別直近1年の獲得
楽天ポイント80,434 ポイント

直近1年でも約8万ポイント(通常+期間限定の合計)獲得しています。SPU倍率が高かったピーク時ほどではないものの、生活費を楽天カードに集約しているだけで継続的にこの水準が維持できています。

ランクアップ対象ポイントの獲得回数は1年で135回。月平均で10回以上は楽天関連の支払いでポイントが付くアクションがあった、というくらいの目安です。


楽天プレミアムカードの還元率は実際どうか|直近12ヶ月の実効値で検証

「累計ポイント」だけだと、利用額に対してどれくらい得しているのかが見えにくいので、直近12ヶ月の楽天プレミアムカード利用額と獲得ポイントを並べてみます。これがこの記事で一番重要な数字です。

月別の利用額

利用額(円)
2025/05292,223
2025/06443,744
2025/07338,676
2025/081,149,745(家具・家電まとめ買い)
2025/091,370,332(冠婚葬祭)
2025/10565,020
2025/11518,719
2025/12401,277
2026/01297,743
2026/02562,179
2026/03292,886
2026/04326,955
合計6,559,499

2025年8月・9月は家具・家電のまとめ買いがあったため、利用額が突出しています。通常月とは性質が違うので、後述の「通常月ベース」の実効還元率も別途出します。

実効還元率の計算

直近12ヶ月の利用額と獲得ポイントから、実効還元率を出します。

項目数値
直近12ヶ月の利用額6,559,499 円
直近12ヶ月の獲得ポイント80,434 ポイント
実効還元率約 1.23%

一般的なクレジットカードの還元率は0.5〜1%です。楽天プレミアムカードを生活費に集約して、楽天市場のSPU・お買い物マラソン・5と0のつく日などを使ってきた結果として、実効還元率が1.23%まで乗っています。

1.23%の内訳分解|どこで0.23%が乗っているのか

「実効1.23%」と言われても、その上乗せ分0.23%がどこから来ているかが見えないと再現性の判断ができません。基本還元1%とSPU・キャンペーン上乗せ分を分解しておきます。

内訳ポイント数還元率
通常還元(楽天カード払い基本1%)約 65,600 pt1.00%
SPU・お買い物マラソン・キャンペーンの上乗せ約 14,800 pt0.23%
合計(実効還元率)80,434 pt1.23%

通常還元の理論値は「直近12ヶ月の利用額 6,559,499円 × 1% = 65,595pt」です。獲得実績80,434ptとの差分14,839ptが、SPU・お買い物マラソン・5と0のつく日などキャンペーンの上乗せ分にあたります。

この分解の限界(注記)

  • 楽天PointClubの獲得履歴を遡れる範囲が限定的なため、SPU倍率分とキャンペーン分を厳密に分離することはできません
  • 楽天証券のクレカ積立由来の通常ポイントも「通常還元」側に含まれている可能性があります
  • ただし、合計の実効還元率が1.23%である事実は変わりません

「楽天カード単体の基本還元1%」だけを取りに行くなら他の高還元カード(リクルート1.2%)の方が有利、という事実も同時に見えてきます。楽天が伸びるのは、上乗せ0.23%分(楽天市場SPU・キャンペーン)を取りに行ける人だけです。

失効率の検証|「期間限定を満額カウントしているのでは?」への回答

ここで一つ、自分でも気になっていた論点に答えておきます。「実効還元率1.23%は、期間限定ポイントを満額カウントしているから盛りでは?」という指摘です。期間限定ポイントには有効期限があるので、失効した分は実質的に得ではありません。

20年分のポイント失効実績を楽天会員ページから引っ張ってきました。

期間限定ポイント失効
2006611
2011176
2012180
2013998
20141,209
20241,011
上記以外の14年0
20年合計4,185

通常ポイントの失効は20年通算で0ポイントでした。期間限定ポイントの失効も、20年で約4,185ポイントに留まっています。期間限定ポイント獲得累計が約115万ポイントなので、失効率は次の通りです。

項目数値
期間限定ポイント獲得累計約 1,152,000 pt
期間限定ポイント失効累計4,185 pt
失効率約 0.36%

失効率0.36%をディスカウント係数(0.9964)として実効還元率に乗せ直すと、1.23% × 0.9964 ≒ 約 1.225% です。失効を考慮しても実効1.23%とほぼ変わりません。

なぜここまで失効率が低いかというと、期間限定ポイントは楽天市場の買い物・楽天ペイの日常利用に充てれば、ほぼ取りこぼしなく消化できるためです。日用品・消耗品・書籍など「どうせ買うもの」の支払い手段として使えば、ほぼ100%消化できます。

「期間限定ポイントを満額カウントしているじゃないか」という指摘に対しては、20年分のデータで「失効率は0.36%でほぼゼロ。実効還元率1.23%を額面通り使ってよい」と回答できます。

大型支出を除いた「通常月ベース」

2025年8月の家具・家電まとめ買いと、9月の冠婚葬祭を除くと、年間利用額は約 4,039,422 円(10ヶ月で約404万円ペース、年換算で約485万円)です。

この通常月ベースで実効還元率を出し直すと、約1.65%になります。SPUとお買い物マラソンで取れる期間限定ポイントが、利用額に対してより比率高く効いてくるため、通常月だけ見ると還元率が上がります。

通常月1.65%の再現性に関する注記

ただし、この1.65%という数字は楽天市場依存月のサンプル値であり、楽天市場の利用額が大きい月だけを切り出している面があります。分母(カード総利用額)が下がる一方で分子(楽天市場経由の期間限定ポイント)の比率が上がるため、構造的に実効還元率が上振れしやすい計算です。

楽天市場をほぼ使わない月だけを切り出すと、実効還元率は基本還元の1%に近づきます。再現性は支出構成によって大きく変わるので、自分の利用パターンに置き換えて考えてください。「楽天市場で月3〜5万円買い物する月」が増えるほど1.65%側に寄り、「楽天市場をほぼ使わない月」が増えるほど1.0%側に寄ります。

「楽天カードは1%還元」と一般に言われますが、楽天市場と組み合わせて使い込むと、実効では1.23〜1.65%のレンジに入ってきます。これがこのカードの「本当の還元率」です。

固定費を楽天カード払いにしていないだけで、月数百〜数千ポイントを毎月取りこぼし続けている可能性があります(利用状況による)。設定は一度きり、放っておいても自動でポイントが乗り続けます。

楽天カード|固定費を集約しないと月数百〜数千ポイントの取りこぼし
通常還元1%+楽天市場のSPU・お買い物マラソンで実効還元率は1.23〜1.65%(利用状況による)。電気・ガス・通信を一度設定するだけで、毎月自動でポイントが積み上がります。年会費無料カードあり。
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※カード発行・年会費は永年無料(一般カード)。楽天カード公式サイトへのリンクです。

楽天経済圏のポイント還元リアル|2015年以降の年間推移

20年分すべてをグラフにするとごちゃつくので、私が投資を始めた2015年(楽天カードを発行した年でもあります)以降の11年分に絞って推移を見てみます。

通常ポイント獲得 年間推移(2015〜2025年)
58179pt
2015
63342pt
2016
55664pt
2017
73024pt
2018
111777pt
2019
114186pt
2020
90582pt
2021
85498pt
2022
90457pt
2023
78374pt
2024
18584pt
2025
2025年は4月までの累計のため低め。2019〜2020年がピークで年間11万ポイント超。

通常ポイントは年間5〜11万ポイントで推移しています。これは楽天市場や楽天ペイなど、楽天カード払いに対して付与される基本還元(1%)の合計です。

期間限定ポイント獲得 年間推移(2015〜2025年)
31874pt
2015
88773pt
2016
97788pt
2017
126948pt
2018
195353pt
2019
132760pt
2020
135180pt
2021
122610pt
2022
141918pt
2023
42219pt
2024
10298pt
2025
2019年は単年で約20万ポイント。SPU倍率が高い年・楽天モバイル契約期間と重なる。

期間限定ポイントは年間3〜20万ポイント。2019年が突出していますが、これはSPU倍率を上げる施策が活発だった時期と、楽天モバイル契約期間が重なったためです。

期間限定ポイントは使わないと失効するので、楽天市場の買い物や楽天ペイの支払いで日常的に消化していくのが基本ルールでした(前述の通り20年通算の失効率は0.36%)。

グラフから読み取れる「再現性のある知見」

11年分の推移を眺めて、これから楽天経済圏を始める人にとって意味のある知見を3つに絞ります。

1. 想定年間ポイントは利用パターンで大きく違う|層別レンジ

「年12〜15万ポイント取れる」というのは私の利用パターンでの数字で、楽天市場利用額や固定費集約度合いによって到達レンジは大きく変わります。読者の層別に整理すると次の通りです。

楽天市場利用想定年間ポイント
ライト層ほぼ使わない(年12万円未満)3〜5万 pt
中間層月1〜3万円程度5〜10万 pt
ガチ勢(私の層)月3〜5万円+固定費集約+NISA積立12〜15万 pt

私の年12〜15万ポイントは「ガチ勢」層の数字です。楽天市場をほぼ使わないライト層の場合、現実的な到達レンジは年3〜5万ポイント前後にとどまります。

「自分はどの層か」を先に判定してから、楽天カードの期待値を見積もるのが正確です。中間層であれば年5〜10万ポイントが妥当な目安、ライト層なら基本還元1%だけで判断するべきで、リクルート・三井住友NLとの比較が必要になります。

なお、20万ポイント超は2019〜2020年の特殊事情(コロナ禍の在宅消費+楽天モバイル契約+SPU倍率が高かった時期)が重なった結果で、これから始める人が再現するのはほぼ困難です。

2. SPU倍率の限界効用|月3〜5万円のレンジがコスパベスト

期間限定ポイントは「楽天市場の利用額 × SPU倍率」で決まりますが、利用額が一定水準を超えると倍率を上げてもポイント増加は頭打ちになりがちです。私の実績では、楽天市場利用額が月3〜5万円のときが期間限定ポイントのコスパベストでした。月10万円以上を楽天市場に寄せても、ポイント増加幅は鈍くなります。

3. SPU倍率10倍超は「維持コスト>獲得ポイント」になりやすい

SPU倍率を10倍以上にしようとすると、楽天モバイル・楽天ひかり・楽天保険など、月額固定費が発生するサービスを複数契約する必要が出てきます。私の経験上、ここまで寄せると「SPU維持のために払っている固定費>獲得した期間限定ポイント」になりやすいです。SPUは「月額固定費がかからない条件」だけで積み上げるのが鉄則だと考えています。


楽天カード11年使って今でもメインである3つの理由

11年使い続けて、今でも楽天カードがメインカードである理由は次の3つです。

1. 楽天証券のクレカ積立ポイント

新NISAで投信積立をする際、楽天カード払いを設定するだけで毎月ポイントが付与されます。通常カードで0.5%、楽天プレミアムカードなら1%です。

積立設定をしておけば自動でポイントが貯まるので、何もしなくていい節約として続けやすいです。

2. 日常の固定費還元

電気・ガス・通信・サブスクなどの固定費を楽天カード払いに集約すれば、通常ポイント1%が確実に貯まります。固定費は毎月発生するので、複利的にポイントが積み上がります。

3. 楽天市場のSPU

楽天市場で楽天カード払いをするとSPU倍率が上がります。消耗品や書籍を楽天市場でまとめ買いすると、5〜10倍のポイント還元が乗ります。

ただし「ポイントのために不要な買い物をする」のは本末転倒なので、「どうせ買うものをこのタイミングで」という使い方に絞っています。


私自身のメインカード構成|楽天一辺倒ではありません

念のため開示しておくと、私自身も楽天プレミアムカード一本で生活しているわけではありません。ルミネカード(JR東日本系・Suicaチャージ/ルミネ系商業施設で5%OFF)をサブで併用していて、Suicaチャージとルミネでの買い物はそちらに寄せています。

カードは生活シーンごとに使い分けるのが現実的で、楽天カードはあくまで「生活費+楽天市場+NISA積立」のメインです。「すべてを楽天に寄せろ」という主張ではないことだけ補足しておきます。


楽天プレミアムカードのROI|年会費11,000円は元が取れるのか

ここまで「楽天プレミアムカードで実効1.23%」と書いてきましたが、年会費11,000円が本当に元を取れているのかは別問題です。私自身の利用状況で正直に試算しておきます。

楽天プレミアムカードと一般カード(年会費無料)の差分

楽天プレミアムカード(年会費11,000円)と楽天カード一般(年会費無料)の差分を整理します。

項目プレミアム一般差分
年会費11,000円0円-11,000円
クレカ積立還元1.0%0.5%+0.5%
楽天市場SPU+1倍0倍+1%
誕生月SPU+1倍0倍+1%(楽天市場のみ)
その他プライオリティパス、トラベルコース等なし旅行頻度次第

HIKO自身のROI試算

私のNISA積立は楽天プレミアムカード経由で月10万円(年120万円)、楽天市場の利用は近年減少傾向(最近はAmazonが多い)です。この前提で試算します。

項目年間還元差
クレカ積立還元差(月10万円 × 0.5% × 12ヶ月)+6,000円
楽天市場SPU+1倍(楽天市場 年30万円利用なら3,000円、年50万円なら5,000円)+3,000〜5,000円
誕生月SPU・トラベル特典・付帯保険数千円〜旅行頻度次第
年会費-11,000円
合計(楽天市場 年30万円ペースの場合)おおよそ ±0〜+α

正直に書くと、私のROIはギリギリです

クレカ積立だけで6,000円戻る計算なので、残り5,000円を楽天市場で回収するには年50万円(月約4万円)の楽天市場利用が必要です。私の場合、最近は楽天市場よりAmazonの方が多くなっており、楽天市場での利用額は減少傾向です。

「楽天プレミアムカード一択」という主張ではなく、楽天市場利用が少ない人は一般カード(年会費無料)の方が合理的です。私自身、一般カードへのダウングレードも視野に入れています。

逆に、旅行頻度が高くてプライオリティパスを使い倒せる方や、楽天市場を月5万円以上使う方は、プレミアムカードの方が確実に得です。年会費11,000円は「使い方次第で簡単にひっくり返る金額」なので、自分の利用パターンで一度試算してから選ぶのが正解です。


他の高還元カードとの比較

「楽天カードが万人に最適」とは思っていません。生活スタイルによっては他のカードの方が有利になります。代表的な高還元カード3枚と並べて比較します。

比較軸楽天プレミアムカード三井住友カード(NL)リクルートカード
年会費11,000円永年無料永年無料
基本還元率1.0%0.5%1.2%
特定店舗の最大還元楽天市場でSPU最大10倍超対象コンビニ・飲食店で最大7%特になし(一律1.2%)
NISA積立還元楽天証券で1.0%(最大2.0%)SBI証券で0.5〜5.0%(カード次第)対応なし
期間限定ポイントの有無あり(要消化)なしなし
経済圏依存性高い(楽天市場前提で価値が出る)中(Vポイント経済圏)低(Pontaに変換可)
向いている人楽天証券で積立+楽天市場を月3万円以上使う人コンビニ・対象飲食店をよく使う人経済圏に縛られず純粋に高還元が欲しい人
不向きな人楽天市場を年12万円未満しか使わない人コンビニ・対象飲食店をほぼ使わない人特定店舗で高還元を取りたい人

楽天プレミアムカードの強みは、楽天証券のクレカ積立還元(1.0%)と楽天市場のSPUで実効1.23〜1.65%まで伸びることです。逆に楽天市場をほぼ使わない人は、SPUが効かないので基本還元1.0%止まりで、リクルートカードの1.2%に負けます。

コンビニや対象飲食店をよく使うタイプの人は、三井住友NLの最大7%還元の方が刺さります。

「自分はどのタイプか」を3問のYES/NOで判定するセクションを次に置きます。


YES/NO分岐ガイド|あなたに楽天カードは合うか(スコア化)

3問に答えて、YESの数を1点ずつ加算してください。判定ロジックは私の20年実績と上の比較表から組み立てています。

Q1. 新NISAの積立を月3万円以上やる予定ですか?(YES=1点)

YESなら、楽天証券のクレカ積立で年6,000〜36,000ポイントが自動で乗ります。月10万円積立ならプレミアムカードで年12,000ポイント確定。

Q2. 年間で楽天市場で12万円以上(月1万円以上)買い物しますか?(YES=1点)

YESなら、SPUと期間限定ポイントの恩恵が乗ります。楽天市場利用がほぼゼロだと、SPU上乗せ0.23%分が取れず、基本還元1%だけで他カードに負けます。

Q3. 年間カード総支出が200万円以上ありますか?(YES=1点)

YESなら、楽天カードのお買い物マラソン上乗せが効きやすい水準です。総支出が小さいと、SPU・キャンペーン上乗せの絶対額が伸びません。

スコア別の推奨

スコア判定
0点楽天より他カード(リクルート・三井住友NL)の方が向いています。経済圏に縛られない高還元固定型のカードを選ぶ方が、ストレスなく還元率1.0〜1.2%を取れます。
1点楽天と他カードの併用を検討。メインは他カードでも構いません。楽天はサブとして発行しておき、該当する1領域(NISA積立 or 楽天市場 or 高総支出)でだけ使うのが効率的です。
2点楽天カード推奨。経済圏の恩恵が出やすい層です。生活費を集約していけば、年8〜12万ポイント水準が現実的なレンジになります。
3点楽天カード一択。NISA積立+楽天市場+総支出すべて条件達成で、私と同じ「ガチ勢」層に入ります。年12〜15万ポイントが現実的な到達レンジです。

スコア2点以上の方は、カード設定をしていないだけで年6,000〜150,000ポイントの取りこぼし可能性があります(利用状況による)。設定は5分で終わります。

楽天カード|クレカ積立を設定すると年6,000〜12,000ポイント確定
新NISAの月10万円積立を楽天カード払いにするだけで、年6,000〜12,000ポイントが自動で積み上がります(カード種別による)。設定は5分。何もしなくてもポイントが貯まり続けます。
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※カード発行・年会費は永年無料(一般カード)。楽天カード公式サイトへのリンクです。

楽天改悪の歴史|20年使ってきて経験した制度改定

楽天は制度改定が頻繁にあります。楽天IDを20年・楽天カードを11年使い続けてきた中で、印象に残っている改定を時系列で並べてみます。

2018年12月:楽天モバイル契約開始

楽天モバイル UN-LIMIT を契約。楽天モバイル契約者向けのSPU倍率が乗っていた時期で、期間限定ポイントを押し上げる主力ツールでした。

2022年9月買付分〜:楽天証券クレカ積立の大幅改悪

これは楽天カード保有期間で一番衝撃的だった改定です。それまで楽天証券のクレカ積立は一律1%還元でしたが、信託報酬0.4%未満の銘柄(つまりインデックス投信の主力銘柄)が一律0.5%還元に下げられました。eMAXIS Slim系を積み立てている人にとっては、ほぼ半減です。

2022年同時期:楽天キャッシュ積立が登場

クレカ積立改悪と同じタイミングで、楽天キャッシュ経由の積立(楽天カードチャージ→楽天キャッシュ積立)が登場しました。実質的にクレカ積立改悪の救済策的な位置づけで、ここでもポイントが乗る仕組みになりました。

2023年6月買付分〜:カードランク別に部分回復

クレカ積立の還元率が、楽天カードのランク別に0.5〜1%に整理されました。一般カードは0.5%据え置き、楽天プレミアムカードは1%に戻る形での部分回復です。

2024年4月買付分〜:月10万円・最大2%へ

クレカ積立の上限が月5万円から月10万円へ引き上げられ、還元率も0.5〜最大2%(カード種別とキャンペーンで変動)になりました。新NISAの月10万円積立に合わせた制度変更です。

2024年7月16日:楽天モバイル解約

契約期間 約5年7ヶ月で楽天モバイルを解約しました。料金改定や還元率の見直しによって、当初ほどの旨みがなくなったためです。

改悪の歴史から学んだこと

「ピーク時の還元率」を前提に経済圏を設計するのは危険です。楽天は改悪も多いですが、結果的に楽天証券のクレカ積立は今もNISA時代の主力ツールであり続けています。改悪のたびに見直しと組み替えが必要、という前提で付き合うのが現実的です。


やめた・見直した楽天サービス

楽天カードはメインのまま使い続けていますが、楽天系サービスの中にはやめたり見直したりしたものもあります。

楽天モバイル:契約していたが今は解約

楽天モバイル UN-LIMIT を 2018年12月 に契約し、2024年7月16日 に解約しました。契約期間は 約5年7ヶ月 です。

契約していた時期は、ポイント還元率がSPUに大きく乗っていて、月3GB以内なら無料の時期もあり、楽天モバイル契約者向けのポイントアップキャンペーンも頻繁にあったため、トータルで見て契約する価値が十分にありました。

ただ、その後の料金改定や還元率の見直しによって、当初ほどの旨みがなくなったので解約しました。SPU維持のためだけに月々の通信費を払い続けるのは、本来の節約目的から外れていると感じたためです。

「過去に得だったから今も得」とは限らないので、定期的に見直すのは大事です。

楽天トラベル:使う、ただし価格比較は必須

楽天トラベルはポイントが使える・貯まるので、宿泊先を探すときに候補には入れます。ただし楽天トラベル経由が必ずしも最安値とは限りません。

じゃらん・直接予約・他の予約サイトと価格比較してから選ぶようにしています。「楽天だからポイントがつく」という理由だけで割高な宿を選ぶと、ポイント以上の損をすることがあるので注意しています。


楽天経済圏は「全部入り」にする必要はない

楽天IDを20年・楽天カードを11年使ってきた率直な結論として、楽天経済圏は「証券+カード+銀行」の3点セットだけで十分に恩恵を受けられると感じています。

  • 楽天証券:NISAの積立(楽天キャッシュ/楽天カード積立でポイント還元)
  • 楽天カード:積立ポイント+日常の固定費払い(年間12〜15万ポイント前後)
  • 楽天銀行:マネーブリッジ連携で普通預金の金利優遇

この3つで年間数万円〜十数万円相当のポイント・利息が実質的な節約として得られます。

モバイル・保険・ひかり回線など、「SPUを上げるために追加する」サービスは、それ単体でコストパフォーマンスが良いかどうかで判断するのが正しいです。SPU倍率のために月額固定費を増やすのは、本末転倒になりやすいので注意です。


注意点:ポイントを目的化しない

20年使ってきた中で一番大事だと思うのは、「ポイントを目的化しない」ことです。

  • 必要のないものを楽天市場で買わない
  • SPU倍率維持のために割高なサービスを契約しない
  • 期間限定ポイントの失効を恐れて無駄遣いしない

ポイントは「どうせ使う支払いに乗ってくる副産物」と考えるべきです。ポイントのために行動を変えると、元本が増えてしまって本末転倒になります。


まとめ

楽天IDを20年・楽天カードを11年使ってきた正直な結論:

  • 通常+期間限定ポイントで累計約218万ポイント(楽天ID登録の2006年から数えた20年累計)
  • 直近12ヶ月の実効還元率は1.23%。内訳は基本還元1.00%+SPU等の上乗せ0.23%
  • 通常月ベースなら1.65%だが、これは楽天市場依存月のサンプル値で再現性は支出構成次第
  • 期間限定ポイントの失効率は20年通算で0.36%。実効還元率は額面通り使ってよい
  • 想定年間ポイントは層別で異なる:ライト層3〜5万/中間層5〜10万/ガチ勢12〜15万
  • SPU倍率は10倍超を狙わず、月額固定費がかからない条件だけで積み上げる
  • YES/NO 3問のスコア2点以上で楽天カード推奨、3点なら一択
  • 私自身もルミネカードと併用しており、楽天一辺倒ではない
  • 楽天は改悪も多いので「ピーク時の還元率」を前提に設計しない
  • ポイントを目的化しないことが長く続けるコツ

新NISAで投信積立をしている方、これから始めようとしている方には、楽天証券+楽天カードの組み合わせは今でも自信を持っておすすめできます。楽天IDを20年・楽天カードを11年使い続けた実績がそれを証明しています。

YES/NOスコアが2点以上だった方は、申し込みの遅れがそのまま年6,000〜150,000ポイントの取りこぼし可能性につながります(利用状況による)。設定は5分、年会費無料の一般カードもあります。

楽天カード|年6,000〜150,000ポイントの取りこぼし可能性
生活費の集約・クレカ積立・楽天市場SPUで、年6,000〜150,000ポイントの還元が現実的に可能(利用状況による)。設定しないまま放置すると、その分が毎年取りこぼしになります。年会費無料カードあり。
楽天カードを申し込む(年会費無料あり) →
※カード発行・年会費は永年無料(一般カード)。楽天カード公式サイトへのリンクです。

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HIKO

保険業界10年勤務・30代IT会社員ブロガー

保険業界10年勤務後、IT企業に転職。生命保険・損害保険の「売り手側の論理」を知った上で、本当に必要な家計管理・投資の情報を発信。NISAや固定費削減の実体験をもとに、30代サラリーマンのお金の不安を減らすことを目指しています。

保険業界10年 IT転職 NISA実践中 固定費削減経験あり