保険業界に10年身を置いたあとIT企業へ転職したFP2級のHIKOです。この記事は、2015年に開設した楽天証券の旧NISA口座で私自身が売買した記録を、取引履歴から並べ直したものです。

本記事は特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。株式投資には元本割れの可能性があり、投資判断はご自身の責任でお願いします。記載の損益はすべて私個人の実績であり、将来の成果を示すものではありません。なお、本記事はアフィリエイトリンクを含みます。

この記事の結論

個別株で負けたのではなく、勝ったのにインデックスに届きませんでした。旧NISA11年のトータルは+2,820,053円、年率(XIRR)9.03%です。ただし同じ資金の動きをそのままS&P500(円換算)に流し込むと年率16.62%で、差は-7.59ptでした。そして失敗の中身は「損をしたこと」ではなく、大きく張った銘柄ほど買う理由が薄かったことにあります。


旧NISAで買った個別株の損益|購入年ごとの記録

まず数字を全部出します。以下は購入した年ごとに並べた損益で、金額は売却時点の確定値(配当込み)です。

各年の合計は「損益が確定して手元の記録から拾えた銘柄」だけを足したものです。買ったすべての銘柄の網羅集計ではないので、合計欄には判明した銘柄数を併記しています。口座全体の確定値は年率9%でも勝てない?S&P500に7.59pt負けた11年の投資結果にまとめました。

購入年買った銘柄数判明分の損益この年の象徴的な結果
2015年2-1,110円(2銘柄)コナカが9年5ヶ月の塩漬けに
2016年15+30,070円(9銘柄)エスクリ-71,250円が5銘柄の利益を消した
2017年-310,960円(1銘柄)青山商事。11年で最大の失敗
2018年9-27,250円(8銘柄)中北製作所1銘柄に38万円を集中
2019年9+246,370円(9銘柄)野村マイクロサイエンス+160,600円
2020年5+19,080円(5銘柄)同時にコロナで旧保有5銘柄を処分
2021年5+510,800円(5銘柄)JT+376,930円。基準を変えた最初の年

年ごとに何が起きていたのかを順に書きます。


2015年:買える金額だけで銘柄を選んでいた

2015年の春に旧NISAを始めました。非課税で投資できる制度だということは理解していましたが、何を買えばいいかはさっぱりわかりませんでした。

口座だけ先に開設してしまったので、銘柄を選ぶ基準がありません。そこでとった方法が、証券会社の画面で株価を眺めて、10万円以内で100株買える銘柄を探すというものでした。

銘柄購入単価損益
コナカ738円-33,100円(旧NISA確定損-49,100円+配当16,000円)
丸紅746円+31,990円(配当6,700円込み)

コナカを選んだ理由は3つです。知っている会社だから安心、738円で100株なら7万円台で買える、株主優待でスーツが買える。業績や財務は一切調べていません。

丸紅は「大企業なら潰れないだろう」という理由でした。2017年9月に749.9円でほぼ買値のまま売却しましたが、2年分の配当を含めてプラスで終わっています。ただしこれは業績を読んで判断した結果ではなく、ただ待っただけです。丸紅はその後2024年に3,000円台まで上昇しているので、業績を見ていたなら売らなかったはずでした。

コナカのその後についてはコナカ株を9年5ヶ月損切りできない理由に、優待株としての評価は株主優待で選んだコナカは9年塩漬け、業績を見た巴工業は含み益+44%に書いています。


2016年:15銘柄に散らしても分散にはならなかった

2016年の私は「分散投資が大事」という言葉を覚えたところでした。この年だけで15銘柄・約115万円を投じています。

みずほFG(179円)・東洋鋼鈑(285円)・ディア・ライフ(360円)・りそなHD(399円)と、株価が低い銘柄が並んでいます。「株価が安い=まだ上がる余地がある」と誤解していたためです。

損益が判明している9銘柄の内訳です。

プラスだった銘柄損益マイナスだった銘柄損益
リコー+34,150円エスクリ-71,250円
みずほFG+33,070円丸三証券-41,500円
三菱ケミカル+29,140円テクノメディカ-3,300円
りそなHD+25,950円朝日放送-1,290円
岡部+25,100円
合計+147,410円合計-117,340円
2016年 プラス銘柄とマイナス銘柄の合計(円)
¥147410
プラス5銘柄合計
¥-117340
マイナス4銘柄合計
プラス5銘柄の積み上げを、マイナス4銘柄がほぼ打ち消した

約115万円を投じて、判明分の差し引きは約3万円です。15銘柄に分けたつもりでしたが、全部が日本の個別株なので、日本株全体が下がれば一緒に下がります。これは分散ではなく、ただの目移り買いでした。

最大の失敗はエスクリ(結婚式場運営)です。「ブライダル業界は景気に左右されにくいのでは」という浅い考えで1,069円で購入しました。式場は賃料・設備・人件費が稼働率に関係なく発生する固定費の重いビジネスで、少子化・晩婚化という逆風はすでに始まっていました。コロナで式場運営が止まったときにその構造が一気に表面化し、2020年4月に約300円で損切りしています。


2017年:青山商事-310,960円という11年で最大の失敗

2017年1月、青山商事を1株4,115円で100株購入しました。投資額411,500円です。購入理由は「スーツの青山なら有名企業だし、株価が下がっているから割安、配当利回りも高い」というものでした。

項目金額
購入額411,500円
売却額(2020年7月・約565円)56,540円
保有中の配当合計44,000円
損益-310,960円

41万円を投じて、売却と配当を合わせて戻ってきたのは約10万円でした。

ここで押さえておきたいのは配当の位置づけです。配当44,000円は、株価の損失-310,960円の14%しか埋めていません。保有中は「配当が出ているから大丈夫」と思っていましたが、株価が7割下がる速度に配当は追いつきませんでした。

そして根本的な間違いは「株価が下がっている=割安」という読み替えです。株価の下落はアパレル業界の構造変化とスーツ離れという業績悪化のシグナルでしたが、私はそれを業界分析せずに割安さの根拠にしてしまいました。


2018年:1銘柄に38万円を集中させた

2018年は9銘柄を購入しています。損益が判明している8銘柄はこちらです。

銘柄購入単価投資額損益
中北製作所3,825円382,500円-106,000円
日水製薬1,419円141,900円-27,600円
不二電機工業1,439円143,900円-6,400円
FCホールディングス810円81,000円+7,400円
丸八証券865円86,500円+15,400円
クニミネ工業969円96,900円+16,150円
川澄化学工業879円87,900円+30,900円
MICS化学359円35,900円+42,900円
2018年 投資額の偏り(円)
¥382500
中北製作所
¥143900
不二電機
¥141900
日水製薬
¥96900
クニミネ
¥87900
川澄化学
中北製作所1銘柄が、他の銘柄の2〜4倍の投資額になっていた

9銘柄に分散しているように見えて、中北製作所だけが他の2〜4倍です。他の7銘柄の合計はプラスに傾いていたのに、1銘柄がそれを全部消しました

中北製作所を3,825円で買ったとき、私は「BtoB産業機械で需要が安定している」「配当もある」「自己資本比率90%で財務が堅い」と考えていました。ここに決定的に足りなかったのは、その株価が割高かどうかの確認です。PERやPBRを同業と比べる、過去の株価レンジと照らす、業績がここから伸びる見込みを確認する。どれもしていませんでした。

保有中に受け取った配当は税引後で約28,000円です。投資額に対して年3.6%ほどですが、その2年で株価は25%以上下がっていました。配当利回り3.6%と含み損25%を並べれば、割に合っていないことは計算するまでもありません。当時の私は配当の安心感を保有継続の根拠と勘違いしていました。


2019年:+16万円で売った株が、その後10倍になった

2019年も9銘柄を購入しています。

銘柄購入単価損益
野村マイクロサイエンス849円+160,600円
ジャステック887円+107,300円
ネオジャパン919円+18,550円
日本毛織935円+15,320円
ユニバーサル園芸社1,569円+14,300円
ぐるなび639円+9,000円
スペース1,145円-12,800円
フロイント産業872円-18,500円
グラファイトデザイン499円-47,400円

野村マイクロサイエンスは半導体製造用の超純水装置メーカーです。2019年7月に849円で200株、169,800円を投資しました。購入理由は「半導体関連で面白そう」という程度の直感です。

株価は上昇し、7ヶ月後の2020年2月に平均1,652円で売却しました。+160,600円です。当時の私は大満足でした。

その後この株は2021年に3,000円台、2022年に5,000円台、2024年には一時9,000円を超えています。849円で買った株が、取得単価に対して最大10倍以上になりました。

ただ、問題にしたいのは「売らなければよかった」ではありません。最高値で売れた前提の後出しに意味はなく、途中には大きく下げる局面もありました。本当の問題は、持ち続ける判断をするための根拠を私が持っていなかったことです。半導体向け超純水装置という市場がこれからどう伸びるのか、この会社が業界内でどれだけ強いのか、何も確認していませんでした。だから株価が上がったときに「もうここでいいか」という感情だけで動きました。

対照的なのがジャステック(ITシステム開発)です。こちらは2019年に買って2024年まで5年持ち、+107,300円でした。派手な成長ストーリーはありませんが、毎期の決算を見て「まだ持てる」と判断し続けた結果です。両者の差は保有期間の長さではなく、継続保有を判断するプロセスがあったかどうかでした。

なおネオジャパンは、この後2026年に株主優待の廃止を発表しています。その顛末はネオジャパン(3921)の株主優待は廃止に書きました。


2020年:コロナで5銘柄をまとめて処分した-575,875円

2020年は新規に5銘柄を買っています。ウエスコHDの+107,920円が報われた一方、残り4銘柄は半年以内に損切りして-88,840円でした。「コロナで下がったから買った」のに、その後もコロナで下がり続けたので、買う根拠も売る根拠も同時に消えた状態です。

それより大きかったのが、それまで保有していた銘柄をコロナショックを機にまとめて処分したことでした。

銘柄購入年損益(配当含む)
青山商事2017年-310,960円
中北製作所2018年-106,000円
エスクリ2016年-71,250円
オリックス-46,165円
丸三証券2016年-41,500円
2020年コロナ処分 主要5銘柄の損失(円)
¥-310960
青山商事
¥-106000
中北製作所
¥-71250
エスクリ
¥-46165
オリックス
¥-41500
丸三証券
数ヶ月の判断で、5年分の含み損を一気に確定させた

合計-575,875円です。この5銘柄の損益は購入年ごとの表にすでに含まれているので、二重に数えないでください。ここで書いているのは「いつ売ったか」の話です。

数ヶ月の判断で5年分の含み損を確定させた原因は3つでした。

  1. 保有期間が長く、含み損が大きくなりすぎていた
  2. 売る基準を決めずに買っていたので、下落局面で判断軸が消えた
  3. 現金を厚くしたいという資金繰り不安があった(実際にはこの資金を当面使う予定はありませんでした)

売却した銘柄の多くは、その後数年で株価が戻っています。オリックスにいたっては売却後に配当を大幅に増額しました。ただ、後悔しても仕方がありません。「下がったから買う」と「下がったから売る」のどちらも、買う前に売却ラインを決めていなかったことが共通の原因です。


2021年:基準を変えて初めて結果が出た

2020年の大量売却を経て、2021年から銘柄選びの基準を「高配当・大型株・長期保有」に切り替えました。それまでの「買える金額で選ぶ」とは真逆の発想です。

銘柄投資額損益
JT205,100円+376,930円
ソフトバンク136,500円+129,600円
日本郵政84,990円+88,760円
三菱UFJ47,000円+11,900円
ジェクシード192,690円-96,390円

JTは2021年1月に2,051円で買い、2025年10月に5,000円で売却しました。保有した4年9ヶ月で配当だけで82,000円(取得元本の40%)が戻り、株価は約2.4倍です。買える金額ではなく、財務と配当の安定性で選んだ最初の銘柄でした。

ただし同じ年に、唯一の失敗であるジェクシード-96,390円も出しています。300円台の小型株を600株、業績確認なしで買いました。方針を変えると頭で決めても、過去の癖は無意識に戻ってきます。新しいルールを徹底するのは想像以上に難しい、というのが2021年のもう一つの教訓でした。

旧NISA11年の最大失敗と最大成功(円)
¥-310960
青山商事(最大の失敗)
¥376930
JT(最大の成功)
同じ口座でも、選び方を変えただけで結果はここまで変わった

失敗を5つの型に分解する

11年分を並べ直すと、私のミスは5つの型に収まりました。銘柄の良し悪しではなく、判断の手順の問題です。

型1:買える金額で選ぶ 2015年のコナカ・丸紅、2016年の低位株の並びが典型です。1単元10万円以下ということは株価1,000円以下ということでしかなく、割安さとは無関係です。株価は発行済株式数で決まるだけなので、179円のみずほFGは時価総額で数兆円規模でした。

型2:1銘柄に集中する 2018年の中北製作所38万円です。9銘柄に分散していても、1銘柄だけ他の2〜4倍を張れば実質は集中投資です。他が全部プラスでも、その1銘柄で年間成績がひっくり返ります。

型3:指標を見ずに高値で買う 青山商事も中北製作所も、購入時にPERもPBRも過去の株価レンジも見ていません。「有名企業だから」「BtoBだから」は業種の説明であって、なぜこの会社をこの価格で買うのかの理由にはなっていませんでした。

型4:売る条件を決めずに買う 野村マイクロサイエンスを7ヶ月で手放したのも、青山商事を3年半持ち続けたのも、同じ原因です。「どうなったら売るか」を買う前に決めていないので、上がれば満足で売り、下がれば動けなくなります。

型5:下落局面でまとめて投げる 2020年の-575,875円です。売る基準がないまま含み損だけが膨らみ、外部環境が悪化したときに一斉に投げました。

型1から型5まで、どれも「買う前」に起きているミスです。株価が下がったこと自体は、私にはコントロールできませんでした。


NISAで個別株がとくに不利になる理由

個別株の失敗はどの口座でも痛いのですが、NISA口座だと特定口座より不利になります。損益通算と繰越控除が使えないためです。

これを一番はっきり体感したのが、コナカのクロス取引でした。

2015年5月に738円×100株で買ったコナカは、その後200〜400円台で推移し、含み損のまま9年5ヶ月保有しました。旧NISAの非課税枠で配当だけが年2回入り続け、2015年12月から2023年12月までの16回で16,000円です。

そして2024年11月26日、旧NISAの非課税期間が2024年末で終わるのに合わせて、次の取引をしました。

  • 旧NISAの100株を247円で売却(取得738円に対して確定損-49,100円)
  • 同じ日に特定口座で100株を248円で買い戻し(取得単価を248円にリセット)
項目金額
旧NISA購入額(2015年)73,800円
旧NISA売却額(2024/11/26)24,700円
旧NISA確定損-49,100円
旧NISA配当累計(16回・非課税)+16,000円
特定口座買戻し(同日)24,800円
確定損益合計約-33,100円

特定口座であれば、この-49,100円は同じ年に出た株式の利益や配当と相殺でき、余った損失は3年間繰り越せます。ところがNISA口座の損失は、税制上まったく無かったものとして扱われます。同じ2024年に他の銘柄で利益を出していても、ぶつけられません。

「非課税枠なんだから一番上がりそうな銘柄を入れたほうが得」という考え方は、当たればそのとおりです。ただ外したときのリカバリーが税制で潰されます。2024年から始まった新NISAも同じ仕様なので、成長投資枠で個別株を買うかどうかを考えるときは、この非対称性を織り込んでおいたほうが安全です。

旧NISAの出口をどう処理したかは旧NISA出口戦略の実例に全記録を書きました。


トータルはプラスでした。それでも届きませんでした

ここまで失敗ばかり書きましたが、旧NISA11年の口座全体はプラスで終わっています。

項目実績
トータル損益(実現+含み)+2,820,053円
年率(XIRR)9.03%
配当累計(2015〜2024・税引後)904,551円

年率9%は、それ自体が悪い数字ではありません。問題はここからです。

同じ資金の動きをそのまま同じ日にS&P500(円換算)へ置き換えて計算すると、年率は16.62%でした。差は-7.59ptです。銘柄を選ぶために費やした11年分の時間と判断を、指数を買って放置する行動が上回っていました。

ここは正直に補足しておきます。2015年から2026年にかけてのS&P500(円換算)は、結果的に最も強かった資産のひとつです。同じ期間のTOPIXとはほぼ互角でした。ですから「インデックスに負けた」という言い方には、事後的に見えた最適解と比べているという性質があります。この分解は年率9%でも勝てない?S&P500に7.59pt負けた11年の投資結果で詳しく書きました。

配当だけを追った年次推移は旧NISA 10年で配当90万円を実現した銘柄構成と年次推移に、現在の保有全体は個別株ポートフォリオ73銘柄を全公開にあります。


いま個別株を買うときに確認している4項目

11年分の失敗から、私が高配当株を買うときに見るようにしたのは次の4つです。青山商事はこの4つのうち、ひとつも確認していませんでした。

  1. 売上・営業利益は直近3〜5年で成長しているか
  2. 配当性向は100%以下か
  3. 配当利回りが極端に高すぎないか(5〜6%以上は理由を確認する)
  4. 株価が下がっている理由を自分の言葉で説明できるか

4番目が一番効きます。説明できないなら、それは割安ではなく、私がまだ知らない悪材料がある可能性があるということです。


よくある質問

Q1. NISAで個別株を買うのは失敗しやすいですか?

銘柄選びの基準を持たないまま買うと失敗しやすい、というのが私の実感です。私自身は2015年から旧NISAで個別株を買い続け、トータルではプラスで終わりましたが、同じ資金の動きをS&P500(円換算)に置き換えた場合の年率には届きませんでした。加えてNISA口座は損失の損益通算・繰越控除ができないため、外したときのリカバリーが特定口座より不利になります。投資判断はご自身の責任でお願いします。

Q2. 旧NISAで買った個別株が塩漬けです。どうすればいいですか?

一律の正解はありませんが、私は非課税期間の終了日を起点に考えました。私のコナカは9年5ヶ月持ち続けた末、2024年11月に旧NISA口座で247円で売却し、同じ日に特定口座で248円で買い戻しています。含み損を抱えたまま特定口座へ自動移管されると、その後の損益の基準が移管時の価格になるためです。ただしNISA口座内で確定した損失は損益通算できません。ご自身の保有状況と非課税期間を確認したうえで判断してください。

Q3. 個別株で損をした銘柄と、うまくいった銘柄は何が違いましたか?

買う前に理由を言葉にできていたかどうかでした。青山商事は「有名企業・株価が下がっている・配当利回りが高い」という見た目だけで411,500円を投じ、-310,960円で終わっています。逆にJTは財務と配当の継続性を確認してから買い、4年9ヶ月保有して+376,930円でした。銘柄の良し悪しより、判断の手順の差が結果に出ています。


まとめ

11年分の記録を並べ直して残ったのは、次の3行です。

  • 失敗はすべて「買う前」に起きていました。株価が下がったことではなく、買える金額で選び、根拠なく集中し、売る条件を決めずに買ったことが原因です
  • 配当は株価の下落を埋めません。青山商事の配当44,000円が回収できたのは損失の14%でした
  • トータルはプラスでも、指数には届きませんでした。年率9.03%に対して、同じ資金でS&P500(円換算)なら16.62%です

これから始める方は、私の失敗(買える金額で選ぶ・根拠なく集中する・急落時にまとめて投げる)を避けるところから始めれば十分だと思います。インデックスの積立から入る場合の手順は新NISAの始め方オルカン積立の実績を公開にまとめました。

この記事の失敗も成功も、すべて2015年に開設した楽天証券の口座で起きたことです。取引履歴と配当履歴が残っているおかげで、こうして実額で振り返ることができています。

楽天証券で口座を開設する
私が2015年のNISA開始から10年超使っているメイン口座です。口座開設・維持は無料です。
楽天証券の口座開設はこちら(無料) →
※TGアフィリエイトのリンクを使用しています。投資は自己責任でお願いします。

※本記事は私個人の運用実績をもとにした体験談です。投資は自己責任でお願いします。


あわせて読みたい

HIKO

HIKO

保険業界10年勤務・30代IT会社員ブロガー

保険業界10年勤務後、IT企業に転職。生命保険・損害保険の「売り手側の論理」を知った上で、本当に必要な家計管理・投資の情報を発信。NISAや固定費削減の実体験をもとに、30代サラリーマンのお金の不安を減らすことを目指しています。

保険業界10年 IT転職 NISA実践中 固定費削減経験あり