2026年5月3日にマネーフォワードMEから取得した私の投資ポートフォリオは、合計で27,892,957円(約2,790万円)でした。投資歴10年超(2015年スタート)の積み上げ結果を、株式・投資信託・企業DC・ソーシャルレンディングまで含めて全部公開します。半年に一度、自分の資産配分を晒して振り返る記事の第1弾です。

平成時代を生きた30代、川崎市在住の会社員HIKOです。投資歴10年超・FP2級・コナカ株(738円購入)を今も塩漬けで保有中、青山商事ではマイナス31万円を確定させた実績つき。等身大の数字でいきます。

なお、本記事の集計対象は「投資ポートフォリオ」のみです。現預金・公的年金(国民年金・厚生年金)は含めていません。理由は、これらを含めると「自分が能動的に配分を選んでいる資産」のバランスがぼやけてしまうためです。半期ごとに比較する数字としては、能動運用部分だけを切り出したほうが意思決定の振り返りに使えると感じています。

本記事は株式・投資信託・企業DC・ソーシャルレンディングという資産クラスの配分を見る記事です。個別株の中身(全銘柄リスト・業界別の構成比・TOPIXとの比較)は個別株ポートフォリオ73銘柄を全公開|2,293万円・含み益+495万円の保有一覧と業界別配分にまとめています。


なぜ半期ごとに資産配分を公開するのか

私の投資方針はシンプルで、

  • 個別株は基本ホールド、配当を受け取り続ける
  • 新規資金はオルカン中心の積立に回す
  • 企業DC(S&P500)は給与天引きで放置

の3本柱です。これを10年超続けてきて、今のところ大きく崩していません。

ただ、相場が動くと比率は勝手に変わります。株式が上がれば株式の比率が上がり、投資信託の積立が積み上がれば投資信託の比率が上がる。自分が能動的に配分を変えていなくても、半年経つと中身は意外と動いている、というのがここ数年の実感です。

なので、半期に一度、

  • 今どの資産クラスに何%置いているか
  • 半年前と比べてどう動いたか
  • このまま行くか、リバランスするか

を、自分用のメモとして書き残しておくことにしました。読んでくださる方には「30代会社員のリアルな資産配分の一例」として参考になればと思います。


投資ポートフォリオ全体像(2026年4月末時点)

まずは全体像です。マネーフォワードMEで紐付けている口座から、投資カテゴリだけを抽出して集計しました。

カテゴリ金額(円)比率
株式(現物)81銘柄22,946,94682.27%
投資信託3,699,08613.26%
企業DC(S&P500)1,173,6454.21%
ソーシャルレンディング(バンカーズ)73,2800.26%
合計27,892,957100.00%

可視化するとこうなります。

投資ポートフォリオ 資産クラス別構成比(%)
82.27%
株式(現物)
13.26%
投資信託
4.21%
企業DC
0.26%
ソシャレン
2026年4月末時点の投資ポートフォリオ27,892,957円の内訳。マネーフォワードMEから取得。現預金・公的年金は除外。

ぱっと見て分かる通り、国内個別株が82%超で偏りはかなり大きいです。投資信託13%・企業DC4%・ソーシャルレンディングは0.3%にも届きません。

この配分は教科書的なバランス型からは外れていますが、これが10年超積み上げた結果としての「私のポートフォリオ」です。次のセクションから、それぞれのクラスをもう少し詳しく見ていきます。


資産クラス別の中身

国内個別株:81銘柄で22,947,000円

楽天証券で22,727,938円、自社持株会保有分が219,008円で、合計は22,946,946円です。81銘柄に分散しています。含み益の合計は+3,893,144円で、含み益率はざっくり+20%前後です。

なお、別記事「個別株ポートフォリオ73銘柄を全公開」では、同じ個別株のポートフォリオを業界別に分析しています。ただしあちらは株価を最新にして集計し直しているため、本記事の4月末時点の数字とは一致しません。本記事の81銘柄・22,946,946円は、4月末の個別株にETFなど8銘柄(790,788円)と自社持株会保有分(219,008円)を足した数字です。集計の時点も範囲も違うので、金額をそのまま突き合わせないでください。

「なぜ82%も個別株に置いているのか」については、投資を始めた2015年当時、1単元10万円以下で買える銘柄を中心に拾っていったことが起点になっています。安い銘柄を少しずつ買い足し、配当が出る銘柄を中心にホールドしていたら、10年超で81銘柄に膨らんだ、という形です。意図して攻めた配分というより、結果的に積み上がった配分です。

「今から組み直すならインデックス中心にする」のが正直な気持ちですが、含み益+390万円分を確定させる気はないので、当面は基本ホールドで配当を受け取り続けます。新規資金は個別株には原則回しません。

ちなみに自社持株会保有分(21.9万円)も、形式的には現物株です。会社の制度として給与の一部から拠出している分で、額としてはポートフォリオの1%未満なので、本記事では個別の銘柄分析には含めません。

投資信託:3,699,086円(オルカン中心)

投資信託は3本持っていますが、実質的にはオルカン1本です。

ファンド評価額(円)含み益率
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)3,696,937+32.03%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)1,600スポット
GS米ドルファンド550(MMF残)

オルカンは新NISAの積立投資枠で毎月コツコツ積み立てています。1,040,248口で評価額3,696,937円、含み益率+32.03%は素直に良い結果です。S&P500とGS米ドルファンドは過去のスポット買いの残債のようなもので、ポートフォリオへの寄与はほぼゼロです。

新規資金はオルカン一本に集中させていて、これは過去の「個別株を選ぶのに時間を使ってきたわりに、TOPIX配当込みに勝てた自信がない」という反省から来ています。インデックスで広く取りながら、既存の個別株81銘柄を「配当を受け取り続ける土台」として運用するのが、今の私のスタイルに合っていると感じています。

企業DC(S&P500):1,173,645円

勤務先の確定拠出年金です。商品はS&P500連動のインデックスファンドを選んでいます。

項目
評価額1,173,645円
含み益+197,614円
含み益率+20.25%

企業DCは転職をきっかけに始めた制度です。給与天引きで自動的に積み立てが進み、相場を見て買い付け額を変えることもできないので、結果として「ドルコスト平均で粛々と積み上がる」状態が続いています。今のオルカン中心の方針からするとややリスクが偏りますが、企業DC内ではS&P500のまま継続します。

なお、私が加入しているのは選択制DC(給与原資型)です。会社が給与に上乗せして拠出してくれるタイプではなく、自分の給与の一部を掛金に振り替える仕組みで、掛金が全額所得控除になるiDeCoとも扱いが異なります。給与として受け取らないぶん、その金額が所得税・住民税の課税対象からも社会保険料の算定基礎からも外れるため、ポートフォリオ全体の4.21%という比率以上に手取りベースでは効いていると考えています。ただし標準報酬月額が下がることで将来の厚生年金などが目減りする側面もあり、そのあたりは「選択制DCの給与明細はこう見える」に整理しています。

ソーシャルレンディング(バンカーズ/旧クラウドクレジット):73,280円

バンカーズ(旧クラウドクレジット)で貸付投資をしています。残高は73,280円、ポートフォリオ全体の0.26%です。

失敗投資なのでファンドが償還され次第資金を引き上げる予定です。詳細は別記事にまとめています。

(2026年8月追記) その後、2026年6月に残っていたファンドがすべて償還され、運用残高はゼロになりました。元本389万円・316本を投じた最終結果は税引後+18,304円です。

ソーシャルレンディングの実績と損失|389万円11年で手取り+18,304円


主要保有銘柄(個別株81銘柄から抜粋)

評価額TOP10(楽天証券)

順位銘柄証券コード評価額(円)含み益率
1木徳神糧2700932,500+65.04%
2王子ホールディングス3861824,700+43.43%
3東京建物8804711,800+15.48%
4東京海上HD8766709,300+149.84%
5学情2301638,400-2.70%
6マブチモーター6592600,200+69.31%
7ビジネスブレイン太田昭和9658556,800+141.04%
8ユニバーサル園芸社6061542,400+57.67%
9巴工業6309536,100+30.53%
10ショーボンドHD1414528,200+1.50%

基本的に旧NISA時代(2015〜2019年)に拾った銘柄が並んでいます。木徳神糧・王子HD・東京海上HD・マブチモーター・ビジネスブレイン太田昭和あたりは、配当を受け取りながら長く握ってきた主力です。

含み益TOP10・含み損ワースト5・業界別の構成比・全銘柄の一覧といった個別株の中身は、銘柄単位で別記事に切り出しています。本記事は資産クラスの配分に絞ります。

個別株ポートフォリオ73銘柄を全公開|2,293万円・含み益+495万円の保有一覧と業界別配分


取得時利回り(YOC)でみるポートフォリオ

取得時利回り(YOC:Yield on Cost)とは、いま受け取っている年間配当金が、自分の取得単価に対して何%にあたるかを示す指標です。時価が上がっても下がっても、自分の買値ベースで「投じた金額に対するリターン効率」が分かります。長期保有を前提にする個別株投資では、時価利回り以上に体感に近い数字です。

私のポートフォリオ(株式現物81銘柄・ETFを含む)の年間配当金合計は約850,225円で、

観点利回り
取得ベース平均YOC(配当合計 ÷ 取得額合計)4.03%
時価ベース平均利回り(配当合計 ÷ 評価額合計)3.54%

となっています。取得額21,069,827円に対して年間85万円の配当が返ってきている計算で、買値ベースで4%台の利回りが10年超にわたって育ってきた形です。

取得時利回りTOP10

順位銘柄証券コード取得単価(円)時価(円)時価利回り取得時利回り
1ビジネスブレイン太田昭和96583859284.78%11.51%
2日本取引所グループ86978121,8623.28%7.51%
3東京海上HD87662,8397,0932.97%7.43%
4マブチモーター65928861,5013.73%6.32%
5王子ホールディングス38615758254.36%6.26%
6伊藤ハム米久HD22965,5995,1906.17%5.72%
7KDDI94331,4192,5483.14%5.64%
8野村不動産HD32317829994.40%5.63%
9サンセイランディック32779501,3003.92%5.37%
10ニチリン51843,6443,9354.83%5.21%

取得時利回りに見える「安いときに仕込めた」物語

このTOP10は、先ほどの評価額TOP10と顔ぶれが大きく重なります。長期保有で含み益が伸びた銘柄ほど、自分の買値が今の株価より大きく低いため、結果として取得時利回りも高くなる、という関係です。

特に象徴的なのは上位3銘柄です。ビジネスブレイン太田昭和(9658)は385円で拾った株が現在928円、年間配当44円が買値に対して11.51%の利回りで返ってきています。日本取引所グループ(8697)は812円・東京海上HD(8766)は2,839円という、今では考えにくい水準で買えていて、株価が2倍以上になった今でも取得ベースでは7%台の高利回りです。マブチモーター(6592)の886円も同様で、現在の株価1,501円から見るとかなり安く仕込めていました。

狙って取った高YOCというより、長く持ち続けた結果として残った高YOCです。いま新規で同じ銘柄を買ってもこのYOCは出せませんが、それは裏を返せば「長期で持つこと自体が利回りを育てる」という単純な事実でもあります。これから個別株を始める方には、買える金額の範囲で長期ホールドできる銘柄を選ぶのが、結局のところYOCを育てる一番の近道だと思います。


特記:コナカ(7494)— 投資の原点としての記録的保有

ポートフォリオ全体に占める割合は0.1%未満ですが、私のポートフォリオを語るうえで外せない銘柄がコナカ(7494)です。

項目
評価額(2026-04末時点)23,800円
マネフォ表示損益-800円(-3.25%)
取得時の購入価格738円×100株(2015年・旧NISA)
取得時基準の含み損およそ3〜4万円

マネーフォワードME上の表示は「-800円・-3.25%」と小さいのですが、これは旧NISA口座から特定口座に移管された際に取得単価が時価ベースで再計算されたためです。実際の取得時738円基準で計算すれば、含み損はおよそ3〜4万円残っています。

2015年に投資を始めて最初に買った銘柄の1つで、旧NISA→ロールオーバー→特定口座移管という流れで10年超保有を続けてきました。途中で売却するチャンスは何度もありましたが、自分の投資の原点として、いまも記録的に保有しています。

コナカを含む旧NISA個別株の失敗の構造はこちらにまとめています。

個別株の失敗談|旧NISA11年の年別損益と、青山商事-31万円で学んだこと


半期の振り返り(2025年下期〜2026年4月末)

ここでは2025年下期から2026年4月末までの相場感と、自分のポートフォリオがどう動いたかを書きます。

相場の主な出来事

2025年下期から2026年4月にかけて、日経平均は激しく値が動きましたが、保有株は概ね堅調に推移しました。指数を持っているだけで自然と評価額が増えた半年で、私のオルカン投資信託の含み益率+32%、企業DC(S&P500)の+20%でした。

個別株の動き

個別株側も全体としては含み益+389万円まで積み上がりましたが、上げの主役は

  • 東京海上HD(+149.84%)
  • ビジネスブレイン太田昭和(+141.04%)
  • INPEX(+107.14%)

の3銘柄に集中していて、ポートフォリオの大半(70銘柄以上)は地味な値動きにとどまっています。「上位数銘柄が稼いで、残りは横ばい」というのが個別株のリアルな姿です。

この半年で自分がやった売買

  • 大きな売買はなし
  • オルカン積立を継続
  • 個別株の追加買付はゼロ
  • 売却もゼロ

「動かさないこと」を方針として続けた半年でした。相場が好調だったので、結果として何もしないのが一番効いた、という形です。


今後の投資方針(次の半期に向けて)

区分方針
既存の個別株81銘柄配当を受け取りながら基本ホールド
新規資金オルカン積立を継続
個別株の追加原則停止
企業DCS&P500継続(給与天引きの自動積立)
ソーシャルレンディング撤退方針(→2026年6月に全案件償還完了・残高ゼロ)
売却検討決算動向を見つつ判断
リバランス当面実施せず(株式比率の高さは許容)

特に重要だと考えているのは、新規資金は個別株に回さないという方針です。81銘柄まで膨らんだ個別株の業界配分をこれ以上いじるよりも、オルカンと企業DC(S&P500)でインデックスを積み上げるほうが、私のスタイルに合っているからです。

次回の資産配分公開は2026年10月末(半年後)を予定しています。次回までの目安として

  • オルカン比率がどこまで上がるか
  • 個別株比率がどこまで下がるか
  • 企業DCの積立残高の伸び

あたりを見ていく予定です。


まとめ:30代会社員の投資ポートフォリオ2,790万円のリアル

観点私のポートフォリオの特徴
投資ポートフォリオ合計27,892,957円(約2,790万円)
株式(現物)比率82.27%(81銘柄)
投資信託比率13.26%(オルカン中心)
企業DC比率4.21%(S&P500)
ソシャレン比率0.26%(バンカーズ)
個別株含み益+3,893,144円
オルカン含み益率+32.03%
企業DC含み益率+20.25%
投資歴10年超(2015年スタート)
主要な失敗青山商事-310,960円
主要な成功JT+376,930円

10年超積み上げてきて、今のところ大きく方針は崩していません。途中で青山商事のマイナス31万円も、コナカの含み損も、毎月分配型ファンドの反省も全部経由しながら、ここまで来ました。

これから始める方には、私のように81銘柄まで広げるのは万人向けではないので、オルカン1本+少額の個別株のシンプルな配分から入るのが無難だと思います。私自身、新規資金はオルカン一本に集中させているので、そちらをおすすめします。

半年後、また資産配分を晒して振り返ります。

なお、この記事の資産のうち個別株・投資信託の大部分は、2015年から使っている楽天証券の口座で保有しています。保有一覧・配当・含み損益を1画面で確認できるので、こうした定点観測の記事もこの口座の画面とCSVから組み立てています。

楽天証券で口座を開設する
私が2015年から10年超使っているメイン口座。NISAも特定口座も1つにまとめて管理できます。口座開設・維持は無料。
楽天証券の口座開設はこちら(無料) →
※TGアフィリエイトのリンクを使用しています。投資判断はご自身でお願いします。

※本記事は私個人のポートフォリオを資産クラス別・銘柄別に集計したものです。特定銘柄・特定ファンドの推奨ではありません。投資は自己責任でお願いします。本記事に記載の数値は2026年5月3日にマネーフォワードMEから取得したものを基準としており、その後の相場変動で実際の評価額は変動します。


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HIKO

HIKO

保険業界10年勤務・30代IT会社員ブロガー

保険業界10年勤務後、IT企業に転職。生命保険・損害保険の「売り手側の論理」を知った上で、本当に必要な家計管理・投資の情報を発信。NISAや固定費削減の実体験をもとに、30代サラリーマンのお金の不安を減らすことを目指しています。

保険業界10年 IT転職 NISA実践中 固定費削減経験あり